【ベース】そのカチカチ音,ビビリ音は普通?それとも直すべき?

f:id:BassKK:20191201140455j:plain

今回はベースの「カチカチ音,ビビリ音」について言及します。

「適切なバズ音とは」「ビビリが100%ない音がいい音なのか」などについてまとめました。

これらの音は「振動した弦がフレットに当たることで生じる音」です。

なお以下「バズ音」と表現します。

弦高が低い・弦のテンションが緩いと,その分フレットに当たりやすくなりバズ音が出ます。

ピッキングが強い・初心者のように脱力できていないピッキングではバズ音が目立ちます。

さて,そもそもバズ音が0なベースなど可能なのか?プロはどうなのか?考えていきましょう!

プロのベーシストのバズ音

まず以下の参考動画を見てください。

武田祐介

日向秀和

露崎義邦

IKUO

囲碁健康体操

これら全てベースのみの音です。

普段のアンサンブルとは違った聞こえ方をします。

どの指弾きサウンドを聞いても,バズ音はあります!

つまりこれくらいのバズ音は普通で,一切バズ音がない丸い音を目指す必要はありません。

ベースだけの音=バンドで聞こえるベースの音 ではありません!

アンサンブルでの聞こえ方

さて以前の記事でも書きましたが,「アンサンブルではベースのハイ成分は目立たなくなります。

ギター,ドラム,ボーカルの出す音と混ざるため,一人で弾いてる時よりハイ成分が弱く聞こえますよね。

そのためベース単体でバズ音が出ても,アンサンブルでは問題にならないことが多いです。

バンドの音源でベースに一切バズ音が無く聞こえていても,実際のベース単体の音は多少バズ音があると考えられますね。

弾いてみた動画におけるバズ音

これはバンドの音源やアンサンブルとは違った聞こえ方になります。

ベースサウンドを相対的に大きくしている場合が多いので,他の楽器によるハイ成分のマスキング効果は低くなります

よってベース単体のサウンドがほぼそのまま聞こえることになります。

そんな弾いてみた動画ですが,そこまでバズ音が出ているとは感じないと思います。

おそらく「スタジオ・ライブ用のセッティングよりハイをカットしている」と考えられます。

一般的な弾いてみた動画では,プリアンプやエフェクターを使って音作りしてます。

僕もライン音で練習する時は,ハイを適度にカットしています。

一緒に流す音源との音量バランスにもよりますが,ライン音ではハイが目立つのでカットするのが妥当だと思います。

とにかく大切なことは「自分の耳で聞いて,その都度イメージした音にセッティングできる力をつけること」です。

アンサンブルでもバズ音が目立つ場合

さて,そうは言ってもバズ音が目立つ時は以下のことを試してみましょう。

  • ネックの反り・弦高・ナットを調節する
  • 弾きやすさを犠牲にして弦高を上げる
  • ピッキングの強さを落とす(指弾きに変える,適度な脱力を覚える)
  • ピッキングの位置をブリッジ寄りにする
  • アンプ・プリアンプのEQでハイを削る,ローを足す
  • ベース本体のトーンを絞る
  • ブライトサウンドな弦であれば,落ち着いたサウンドの弦に変える

というわけで,ある程度のバズ音は普通なのでベース単体のバズ音をなくそうと悩む必要はありません!

初心者などまだ適度な脱力が身についていない人は,そもそも練習を頑張りましょう。

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

YouTube,ニコニコに動画投稿しています!

こちらの記事にリンクを貼ってあるのでぜひ!

ごあいさつ

【ベース】ZOOM B3 ワウ・フィルター系の音作りコツ!

f:id:BassKK:20190707125856p:plain

ZOOM B3はマルチエフェクターであり,当然ワウ・フィルター系のエフェクトも搭載されています。

  • Electro-Harmonix Q-TRONモデル
  • MAD PROFESSOR Snow White Auto Wahモデル
  • MOOG MF-101 Low Pass Filter
  •  

わざわざコンパクトエフェクターを揃えなくても,ZOOM B3ならいくつも入っているのでオススメです!

さて,これらはパッシブタイプおよびプリアンプなしでは効果的に機能します。

しかし,アクティブタイプやサンズなどのプリアンプをオンにしていると,非常にキンキンした耳障りなサウンドになってしまいます。

主にアクティブタイプやサンズなどを使用している際,ハイが強すぎる問題があります。

そのためここにエフェクトをかけると過剰にハイが目立ってしまいます。

ここでオススメの方法は「グライコでハイ成分をカットする」です!

ワウ・フィルター系のエフェクトをただオンにするのでは足りないので,EQで補強するという手法です。

そのため「ワウ・フィルター系のパッチ」として保存しておくと便利です。

以前の記事で紹介したように,「パッチ自体をフットスイッチで切り替える」ことで曲中でも問題なく使えます。

自分の各ベースごとにエフェクトパッチは分けてセッティングしておくと便利です!

ベースごとのクセを考慮したエフェクトパッチを保存しておくと,持ち替えた時にいちいちパラメーターを調節しなくていいのでオススメです。

僕の場合では先頭にグライコをセットします。

目安としては「10 kHz,4.5 kHzをカット」するとマイルドになります。

またライブなど大音量ではローカットをすると音抜けが良くなります。

続いてお好みのエフェクトをセットします。

オススメは「Q-TRONモデル」です。

パッチのミックスバランスは100にし,各種パラメーターは以下

・Sense : 1

・Reso : 7

・Dry : 0

「Dry」とは「エフェクトがかかっていない原音」を指します。

そのためこれは0で良いと思います。

各自いじってお好みのサウンドを見つけてください。

上記のセッティングではマイルドなワウサウンドが得られます。

イメージとしてはMXR Bass Envelope Filterです。

以下に動画を貼っておくので,参考にしてみてください。

とにかくパッチは贅沢に使いましょう!

プリセットで入っているパッチは意外と使わないので,どんどん自分のパッチを上書きしましょう。


楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

YouTube,ニコニコに動画投稿しています!

こちらの記事にリンクを貼ってあるのでぜひ!

ごあいさつ

ZOOM B3の使い方・注意点まとめ

f:id:BassKK:20190707125856p:plain

今回はZOOM B3の使い方・注意点をまとめました。

初めて使う方は参考にしてください。

パッチのバンク

B3はA0~J9までパッチが保存できます。

購入時,全てに最初からパッチモデルが保存されています。

中には有名ベーシストのサウンドを模したパッチもあります。

そのため自分で作成したパッチを新たに保存する場合,既存のパッチに上書きする必要があります。

そのため全く使わないようなパッチを編集するようにしましょう。

パッチのエフェクトバランス

各パッチには,入力信号にどれだけエフェクトを反映させるかを調節できます。

本体の画面上部のTOTALを押すと編集モードになります。

つまりこれが低いと,いくらパッチ内のエフェクトレベルをマックスにしても,エフェクトが反映されません。

またパッチごとに最初の値がまちまちのため,自分でパッチを保存する場合は必ず最初にパッチ全体のエフェクトバランスを調節しましょう。

信号の方向

B3は本体下部のフットスイッチに1,2,3と数字が振り分けられており,最初はその順番通りにエフェクトがかかっていく設定になっています。

左から右ですね。

アンプ類は最後に配置するため,一番右端のボックスをアンプにしましょう。

しかしB3のインプットは本体右上部にあるため,信号は右から左に流れるイメージがあります。

わかりにくい場合は本体上部のGLOBALから逆方向に変更できます。

パッチ切り替え

パッチ内でエフェクトをオンオフするのは当然ですが,パッチ全体をフットスイッチだけで切り替えることができます。

1のフットスイッチには「HOLD FOR PATCH」と記載されており,ここを長押しするとパッチ切り替えモードになります。

このモードではフットスイッチでパッチを前後に切り替えられます。

つまり複数のエフェクトを組み合わせている場合,一気に切り替えられるのでおすすめです。

詳細はこの記事を参照してください。

【ZOOM B3】スイッチャーがなくても大丈夫!パッチ切り替えで効率よくエフェクトをかけよう!

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

YouTube,ニコニコに動画投稿しています!

こちらの記事にリンクを貼ってあるのでぜひ!

ごあいさつ

【超簡単】ベースのフレットお手入れ方法解説!

f:id:BassKK:20191201140455j:plain

今回はベースのフレットのお手入れ方法を解説していきます。

買った当初は輝いていたフレットも、長い間使用することでくすんでいきます。

フレットに限らずペグやコントロールノブの金属板も同様です。

別の記事でも書きましたが、フレットのサビや汚れは音色にも影響しますよ!

フレットを手入れする際は弦を外している状態がベストです。

そのため弦交換時をオススメします。

使用器具

・黒く汚れてもいい雑巾や布

・ピカール

・マスキングテープ(セロテープも可)

ピカールは金属磨きです。

これがオススメです。

注意点は、独特の臭いがするため換気できる場所で使用しましょう。

マスキングテープが理想ですが、なければ普通のセロテープでも大丈夫です。

ただし接着が強いと指板の塗装が剥がれるので、その辺にペタペタ貼りつけて剥がして接着力を落としておきましょう。

やり方

①まずは弦を外します。

マスキングテープを二本切り、磨きたいフレットを挟むように貼ります。

この時フレットから離れて過ぎないよう注意しましょう。

隙間があると研磨剤で指板の塗装が剥がれてしまう可能性があります。

②続いて雑巾にピカールをほんの少しつけます。

つけすぎると余って面倒なことになります。

フレットをゴシゴシ磨きましょう。

③雑巾は黒くなりますが、フレットが輝いているのが確認できます。

雑巾でキレイに拭きとれたら終了です。

これを全てのフレットも同様にやりましょう。

数が多く大変ですが、見違えるほどキレイになるので最後までやりきりましょう。

④ペグやコントロールノブの金属板など、他の金属部分も磨くことで新品のような見た目に復活します。

そのうち参考画像を載せようと思います。

とにかくピカールさえあればすぐにキレイになりますよ!

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

YouTube,ニコニコに動画投稿しています!

こちらの記事にリンクを貼ってあるのでぜひ!

ごあいさつ

プライバシーポリシー

当ブログ著者のBass KKです!

下記「プライバシーポリシー」について記載しましたので,ご確認お願いします。

 

 

 

当サイトに掲載されている広告について

当サイトでは、第三者配信の広告サービス(GoogleアドセンスA8.netAmazonアソシエイト バリューコマース リンクシェア )

を利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。

当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて

当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。

この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくはこちら、またはこちらをクリックしてください。

当サイトへのコメントについて

当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。

これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。

また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。
全てのコメントは管理人であるredoが事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。

加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。

  • 特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
  • 極度にわいせつな内容を含むもの。
  • 禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
  • その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。

免責事項

当サイトで掲載している画像の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属致します。権利を侵害する目的ではございません。記事の内容や掲載画像等に問題がございましたら、各権利所有者様本人が直接メールでご連絡下さい。確認後、対応させて頂きます。

当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。

当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。

当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

プライバシーポリシーの変更について

 

当サイトは、個人情報に関して適用される日本の法令を遵守するとともに、本ポリシーの内容を適宜見直しその改善に努めます。

修正された最新のプライバシーポリシーは常に本ページにて開示されます。