ZOOM B3はマルチエフェクターであり,当然ワウ・フィルター系のエフェクトも搭載されています。
- Electro-Harmonix Q-TRONモデル
- MAD PROFESSOR Snow White Auto Wahモデル
- MOOG MF-101 Low Pass Filter
わざわざコンパクトエフェクターを揃えなくても,ZOOM B3ならいくつも入っているのでオススメです!
さて,これらはパッシブタイプおよびプリアンプなしでは効果的に機能します。
しかし,アクティブタイプやサンズなどのプリアンプをオンにしていると,非常にキンキンした耳障りなサウンドになってしまいます。
主にアクティブタイプやサンズなどを使用している際,ハイが強すぎる問題があります。
そのためここにエフェクトをかけると過剰にハイが目立ってしまいます。
ここでオススメの方法は「グライコでハイ成分をカットする」です!
ワウ・フィルター系のエフェクトをただオンにするのでは足りないので,EQで補強するという手法です。
そのため「ワウ・フィルター系のパッチ」として保存しておくと便利です。
以前の記事で紹介したように,「パッチ自体をフットスイッチで切り替える」ことで曲中でも問題なく使えます。
自分の各ベースごとにエフェクトパッチは分けてセッティングしておくと便利です!
ベースごとのクセを考慮したエフェクトパッチを保存しておくと,持ち替えた時にいちいちパラメーターを調節しなくていいのでオススメです。
目安としては「10 kHz,4.5 kHzをカット」するとマイルドになります。
またライブなど大音量ではローカットをすると音抜けが良くなります。
続いてお好みのエフェクトをセットします。
オススメは「Q-TRONモデル」です。
パッチのミックスバランスは100にし,各種パラメーターは以下
・Sense : 1
・Reso : 7
・Dry : 0
「Dry」とは「エフェクトがかかっていない原音」を指します。
そのためこれは0で良いと思います。
各自いじってお好みのサウンドを見つけてください。
上記のセッティングではマイルドなワウサウンドが得られます。
イメージとしてはMXR Bass Envelope Filterです。
以下に動画を貼っておくので,参考にしてみてください。
とにかくパッチは贅沢に使いましょう!
プリセットで入っているパッチは意外と使わないので,どんどん自分のパッチを上書きしましょう。
YouTube,ニコニコに動画投稿しています!
こちらの記事にリンクを貼ってあるのでぜひ!